INFORMATION司法書士の開業ノウハウ

2017.01.25

司法書士事務所 独立開業の「ヒト」「カネ」「モノ」 その5

前回は事務所の開業場所・立地についてお話ししましたが、開業場所以外にも決めなければならないもの・準備しなければならないものがたくさんあります。

1 事務所名
自分の名前や開業場所の地名を事務所名にされる方が多いかと思いますが、同じ名字の先生がすでに近隣で開業されていたり、開業場所の地名の事務所がすでに存在したりということも少なくありません。
最近では名前や地名以外の事務所名も増えているようです。
自分のこだわりのワードにするもよし、親しみやすい、分かりやすい、覚えてもらいやすいワードにするもよしです。

2 事務所ロゴ
・ロゴの役割
そもそも事務所のロゴなんか要らないんじゃないの?と思われるかもしれません。
しかし、名刺や封筒、HP等にロゴが入ると印象が大きく変わります。
例えば、重厚な感じのロゴ=しっかりとした事務所のイメージを与える、ポップな感じのロゴ=親しみやすいイメージを与える等、事務所のイメージと大きく結びつきます。
(ちなみにロゴと同様名刺や封筒に印字される書体(フォント)も事務所のイメージと結びつきますので、要検討です。)
事務所名もそうですが、事務所の今後の運営方針・営業方針とも関わってきますので、一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

・ロゴの作成
ロゴの作成ですが、デザイン経験がないと自分で作るのはなかなか難しいと思います。
友人・知人にデザイナー等いれば頼むのもいいかもしれませんが、いない場合はデザイン会社に発注して作成してもらうことになるかと思います。
ロゴの作成を行っているデザイン会社はたくさんあります。
ネットで検索するだけでもたくさんヒットしますので、料金や納期等を比較して決めると良いと思います。
また、最近では「クラウドソーシング」を利用する方法もあります。
クラウドソーシングとはインターネット上で不特定多数の人に仕事を発注するサービスで、ランサーズやクラウドワークスが有名です。
在宅ワークができる、副業ができるということで、クラウドソーシングで業務を受注されるデザイナーの方が増えています。
クラウドソーシングであれば、コンペ形式で複数の中から選ぶ等できますし、デザイン会社に発注するよりも安く済む場合もあります。
ちなみに個人事業主をやっている私の知人がクラウドソーシングを利用してコンペ形式でロゴ作成を発注したことがあるのですが、その際は60件近くの応募があったようです。
報酬にもよると思いますが、けっこう応募が集まるようです。
もちろん顔の見えない人に仕事を頼むという不安もありますし、著作権関係がクリアされているかどうかのチェックもデザイン会社に依頼するよりは不確かというデメリットもあります。

3 名刺
事務所名とロゴが決まったら、まずは名刺の作成です。
名刺は自分で作成してもかまいませんし、よりしっかりとしたものを作成したい場合は近隣の印刷屋さん等で作成すると良いと思います。
オシャレな名刺にしたいという場合はデザイン会社に依頼することなども考えられます。
これからいろいろな方に渡すいわば事務所の顔のようなものになります。
今後営業ツールとして活躍するものになりますので、事務所名やロゴ同様、運営方針や営業方針を踏まえて作成するといいかと思います。

4 挨拶状
これまでお世話になった方、前の勤務先の司法書士事務所等に開業の挨拶状を送るのを忘れないようにしましょう。
自分で作成しても構いませんし、外注しても良いかと思います。

5 ホームページ
ホームページがあると顧客に安心感を与えられます。
もっとも開業直後では必須ではないと思います。
自分で作成・保守するとなると労力がかかりますし、外注するとなるとお金(特に保守のランニングコスト)がかかります。

今回は司法書士事務所の開業前後の準備で必要なものについてお話しましたが、上記以外にも必要なものはまだまだありますので、次回以降ご紹介していきたいと思います。

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