INFORMATION司法書士の開業ノウハウ

2018.07.02

開業スタートアップナビ 07

司法書士事務所の「立地」 ~どこに事務所を構えるか?

独立開業する場合にまず考えることの一つとして事務所の「立地」があると思います。
なんとなく法務局の近くが便利なのでは?とか、とりあえず自宅で開業するかな?とか色々考えるかと思います。
今回は、どこで開業するのがよいのか?どこに事務所を構えればよいか?についてお話し致します。

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1 自宅 or 賃貸 ?
自宅開業の最大のメリットは”コスト”です。
賃貸の場合、 毎月数万円~(立地や広さ等の条件次第では十数万円~)のテナント料(賃料)を支払わなければなりません。
都会の一等地ともなるとテナント料(賃料)だけで毎月数十万円~のランニングコストになります。
さらに、初期費用として数ヶ月分の賃料の前払いや保証金・敷金等も必要になります。
一方、自宅開業の場合はこれらは不要です。
開業当初であまり仕事が多くない・見込めないといった場合や、とりあえず一人で開業する(補助者は雇わない)といった場合には、自宅開業というのは選択肢に入るかと思います。

自宅開業の場合のデメリットですが、自宅の場所によっては不便なこともあるかもしれません。
例えば法務局が遠い、郵便局が遠い、役所が遠い等々です。
また、部屋が少ない・無い場合に、顧客との打ち合わせ場所に困るかもしれません。
(このような場合には、近所に落ち着いた雰囲気の喫茶店等があればそこを利用するという方法もあります。)

賃貸の場合のメリット・デメリットは、自宅開業の場合と基本的には逆になると考えていただいてかまいません。

2 立地を決めるポイント
以前は法務局の近くに事務所を構えるというのが主流でした。
やはり法務局に近いと申請等で何かと便利というのがあったと思います。
では、今はどうでしょうか?
もちろん今でも法務局に行かなければならないということはありますので、やはり法務局の近くで開業するというのは一つの選択肢になるかもしれません。
しかし、法務局の近くには既に多数の司法書士事務所が存在しています。
司法書士業界も競争が激化している中、法務局の近くに事務所を構えても、既存の他事務所に埋もれてしまう・目立たなくなってしまうというおそれもあります。
今日では、オンライン申請や登記情報提供サービス等の活用で法務局に行く必要は昔と比べると減っているといえます。
そこで、これからの時代、顧客に合わせて立地を決める、顧客がアクセスしやすい場所に事務所を構える、ということも考える必要があるかと思います。

司法書士のメイン業務である不動産登記でいえば、主な顧客としては、銀行・ハウスメーカー・不動産会社が考えられます。
そこで、街が発展しつつある・人口が増加しつつある地域=新興のベッドタウンやニュータウン等に事務所を構えることを検討する余地があります。
また、もし相続関連を中心に業務を行っていく予定ということであれば、相続関連の顧客獲得が見込めそうな場所=人の流れが多い場所、例えばショッピングモールや中心駅前等に事務所を構えるということも考えられます。

3 まとめ
司法書士事務所の立地~どこに事務所を構えるかについては、コストはもちろんですが、司法書士事務所としての“営業方針(どのような業務でどのような顧客を獲得して事務所を大きくしていきたいか)も考慮に入れる必要があるといえます。

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