INFORMATION司法書士の開業ノウハウ

2018.08.22

開業スタートアップナビ 10 ~PC(パソコン)~

司法書士業務に必要なモノ ~PC(パソコン)

 

司法書士事務所を開業する際には、業務に使用するものを色々と揃えないといけません。
必要不可欠なモノから、あると便利なモノまで様々です。
今回はその中でも必要不可欠といえる”PC”についてのお話です。

PCを購入する際に、何を基準に選べばいいのか?どういうものを購入したらいいのか?と頭を悩ませることもあるかもしれません。
Windows7のサポート終了が2020年1月と迫っていることから、PCの買い替えをご検討中のユーザー様も最近増えており、同様のお問い合わせをよくいただきます。
今回は、司法書士業務で通常想定される書類作成や顧客管理、オンライン申請等に必要なレベルはどれぐらいか?というのを念頭に、”PC選びのコツ”をお話しします。

□ CPU
PCの“頭脳”に当たる部分です。
CPUの性能が高ければ高いほど頭の回転が速い=処理が速いということです。
家電量販店やカタログ等を見ていると、Core i7やCore i5、Celeronなどよく目にすると思います。
大まかに言えば、Core i7>Core i5>Core i3>Celeronの順に性能が高いといえます。
もちろん、ノートPC向けのものはデスクトップ向けと比べると性能が落ちますし、数年前のものと最新のものとでも性能が異なりますので、一概には上記のようには言えませんが、一応の目安にはなります。
(ちなみに、末尾に”U”と付くのはノートPC向けのものになります。例えばCore i7-7500U等)
おおむねCore i3以上のCPUであればストレスなく業務が行えるとは思います。
ただ、通常市販されているPCはCPUを後から交換するというのは難しいですので、妥協せずに予算の許す限り高性能のものを選ぶとよいかと思います。

□ メモリ
よく例えられるのが、メモリ=“机の広さ”です。
机が広い方が作業がしやすいですよね?机が広いと同時に複数の本を広げることができます。
つまり、メモリが多いと処理がスムーズ・効率よくなります。
最近主流のWindows10では最低4GB、できれば8GB以上あると良いとされています。
いろんなソフトをインストールするとPCの動作が重くなることがありますが、メモリが不足していることが原因のことが多いです。
特にセキュリティソフトは常駐(常に動作)しておりメモリを大量に消費します。
メモリは後から増設(追加)することも可能なPCが多いですが、ここはケチらずに最初から8GB以上をオススメします。

□ HDD(ハードディスク)
HDDは例えるなら“本棚”になります。
本棚が大きいとたくさんの本(=情報)を収納できます。
つまり、情報をたくさん保管できるということです。
最近では最低でも500GBとか1TB(≒1000GB)はあります。
動画や一眼レフで撮影した画像等があれば容量が足りなくなりますが、通常司法書士業務では書類作成がメインですので、容量が足りなくなるということはないかと思います。

ちなみに、司法書士業務でデータの容量が大きくなりがちなのはPDFファイルではないかと思います。
お客様から預かった書類等をスキャンしてPDF化して保存すると1つのファイルでは数MB程度ですが、これが数百数千個にもなると塵も積もればで結構な容量になります。
ただ、HDDは後から増設も簡単にできますので、最初のうちは容量はあまり気にしなくてもいいかもしれません。

<参考>SSDとは?
HDDのような磁気ディスクに記録するのではなく、フラッシュメモリを用いたHDDの代わりになる裝置です。
読み書きが高速なのでPCの起動やプログラムの起動等がHDDのPCと比べて格段に速くなります。
最近のノートPCや特にタブレット等ではSSDが使われています。
HDDと比べて値段が高い、容量が少ないというデメリットがありましたが、最近では大容量のものでも以前よりかなり安くなりつつあります。
OS(Windows)やOffice等のプログラムはSDDにインストールし、画像や動画等のデータはHDDに記憶させるという運用が一般的です。
例えば、司法くんの運用でも、司法くんのプログラムはSSD搭載のPCにインストールし、データは外付けHDDに格納する、という司法くんユーザー様も多数いらっしゃいます。

□ ディスプレイ(画面、モニター)
意外と見落としがちなのがディスプレイのスペック(性能)です。
ディスプレイを選ぶ基準としては画面サイズと解像度が重要になります。

・ 画面サイズ
画面の物理的な大きさです。通常15.6インチとか15.6型のような表記がされます。
画面が小さいと見づらい=作業しにくいといえますが、ノートPCを持ち運びたいという時には大きさがネックになります。
事務所としてどのように運用するか、事務所内に据え置きで使用するのか外出先にも持ち運ぶのか等を考慮する必要があります。

・ 解像度
画面のきめの細かさになります。通常フルHDや1920×1080等と表記されます。
数値が大きければ大きいほどきめ細かくなります。
言い換えると、”表示できる情報量が多くなる”ということになりますので、大変作業がしやすくなります。

ちなみに、
画面が大きいのに解像度が低い → 画面が荒っぽく見え、表示できる情報量も少なく作業しづらい。
画面が小さいのに解像度が高い → 画面はきれいに見え、表示できる情報量も多い。ただ、字が小さすぎて見づらくなることも…。
となりますので、”画面サイズと解像度のバランスが重要”になります。
デスクトップPCであれば20~23インチぐらいのディスプレイでフルHD(1920×1080)だとちょうど見やすく作業もしやすいかと思います。

・ グレア/ノングレア
グレア液晶やグレアパネルという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
グレア液晶は”光沢”のある液晶パネルになります。
これとは逆にノングレア液晶(アンチグレア液晶)は、”非光沢”、”艶消し”液晶になります。
業務用途としては、ノングレア液晶をオススメします。
たしかにグレア液晶はキレイなので動画鑑賞等には適しているのですが、業務用途での使用(=長時間の使用)となると、液晶自体がテカテカしていたり部屋の光を反射したりしてかえって見づらく、目が疲れやすくなるというデメリットがあります。
なお、グレア液晶をご購入されても後からノングレアタイプの液晶保護シートを貼れば光沢を抑えることが可能ですので、とりあえずグレアタイプを購入しておくというのでもかまわないかと思います。

・ ディスプレイ数
最近ではディスプレイの価格も手頃なものが増えており、デュアルディスプレイで使用(2画面使用)される方も多いです。
単純計算で画面に表示できる情報量が倍になりますので、業務効率が飛躍的にアップします。
例えば、片方の画面で司法くんを開き、もう片方の画面でWord文書を開くといった運用や、それぞれの画面で別々のWord文書を開いて編集するといった運用などです。

□ バッテリー
外出先に持ち運ぶ前提でノートPCを購入するのであれば、大きさや重さはもちろんバッテリーの持ちも考慮する必要があります。
ノートPCによっては1~2時間しかバッテリーが持たず実質据え置きとしてしか使用できないようなものもありますので注意が必要です。
また、カタログに稼働時間が記載されていましすが、カタログ値は条件の良いときの数値ですので、実際はこれよりも短い時間しか稼働できないと考えて差し支えありません。
カタログ値の7~8割程度と考えてもいいのかなと思います。

□ その他
メーカーの保証期間は通常1年間ですが、販売店によっては延長保証のサービスを行っています。
万が一の故障に備えて延長保証も加入しておくと安心ですね。

 

以上、現代社会では業務に必須といえる”PC”のお話をさせていただきました。
次回は業務に必要な”ソフトウェア”のお話をさせていただく予定です。

 

※ 弊社ではPCご購入の相談・取次販売も行っております。お気軽にご相談・お問い合わせくださいませ♪

この記事に関連する開業ノウハウ

関連記事はありません。

資料請求・体験デモのご依頼はお気軽に!

カタログ請求
無料デモ/コンサル