司法書士になられて何年ですか？

司法書士としては1年目です。令和5年の司法書士試験に合格し、令和6年9月に独立開業いたしました。まだ駆け出しではありますが、日々新しい学びを得ながら業務に取り組んでおります。

司法書士を目指された理由を教えてください。

前職では不動産会社に勤務しており、日常的に不動産取引や登記業務に関わる機会がありました。その中で、司法書士という専門職が果たしている役割に触れることが多く、「法律の専門家として社会に貢献できる」という点に強い魅力を感じました。

加えて、大学では法学部に在籍しており、もともと法律に興味関心があったことも司法書士を目指す大きなきっかけとなりました。さらに司法書士という職業は、自らの努力次第で独立開業し、自分の判断で仕事を組み立てていける点にも惹かれました。専門性を活かしながら、自立した働き方ができることは私にとって非常に大きな魅力でした。

独立開業されたきっかけは？

前職で不動産会社に勤めていたことから、不動産決済や関連業務の流れには慣れていました。そのため資格を取得した時点で、「早い段階で独立したい」という思いが強くありました。司法書士という資格自体が、独立してこそ真価を発揮できる部分も多いと考えておりましたので、前職を退職したタイミングで迷わず開業を決断しました。

開業時または開業して苦労したことをお教えください。

司法書士試験の学習や不動産会社での経験から、業務全体の流れや基本的な知識は身につけていました。しかし、実際に開業してみると、細かな実務の進め方や、法務局によって異なるいわゆる「ローカルルール」といった部分には戸惑うことが多くありました。

当初はわからない点が多く、同期の司法書士や法務局の担当者に相談しながら一つひとつ学んでいきました。こうした細かいルールや現場での対応の積み重ねが、司法書士としての実力を形作っていくのだと痛感しました。

独立してよかったことを教えください。

一番に感じるのは「時間の自由度」です。私は子どもが2人おりますが、独立したことで子育てや家事に積極的に関わることができるようになりました。前職では勤務時間が長く、家庭との両立が難しい場面もありましたが、現在は自分でスケジュールを調整できるため、仕事も家庭も大切にできています。

また、仕事の内容も自分の裁量で選択できるため、自分に合った業務スタイルを築けることが大きなメリットだと感じています。

何故、業務システムを導入しようと思われたのですか？

司法書士業務は、案件ごとに大量の書類作成や情報管理が必要となります。開業当初から効率的に業務を回していくためには、手作業に頼るのではなく、システムを導入して事務作業を大幅に軽減することが不可欠だと考えていました。ミスの防止や時間短縮につながる仕組みを整えておくことで、安心してお客様対応や営業活動に注力できると考え、導入を決断しました。

数あるソフトから『司法くん』を導入した理由を教えてください。

導入の決め手は「価格のリーズナブルさ」と「サポート体制への安心感」です。ホームページを拝見した際、システムの説明が丁寧でわかりやすく、また導入後のサポートも手厚いという印象を受けました。開業したばかりの事務所にとって、無理のない価格設定でありながら安心して利用できる点は非常に大きな魅力でした。

『司法くん』を使っていて、これは便利だと思う機能は？

特に便利だと感じているのは、一度入力した情報を各種申請書類や委任状などの必要書類にワンクリックで反映できる機能です。これにより、同じ情報を何度も入力する手間がなくなり、入力ミスも大幅に減少しました。実務において「正確さ」と「スピード」は非常に重要な要素ですので、この機能は事務効率の向上に大きく寄与しています。

『司法くん』を選んで良かったと思うことがありますか？

大いにあります。まず、リーズナブルな価格で導入できることは事務所経営の観点から非常に助かっています。さらに業務面では、『司法くん』があれば登記関連業務のほとんどをスムーズにこなすことができ、開業間もない私にとって強力なサポートとなっています。安心して業務を進められるのは大きな価値だと感じています。

これから開業される方にメッセージをお願いします。

司法書士は決して人数が多い資格ではありませんが、その分だけ仕事の幅は広く、人とのご縁を大切にしていけば必ず活躍の場を得ることができます。独立開業をすれば、自分のスタイルに合った業務を選択することができ、さらに時間を自由に使えるという大きなメリットもあります。

家庭との両立を重視したい方にも、自分の専門性を追求したい方にも、司法書士は大変魅力的な職業です。これから開業を考えている方には、ぜひ一歩を踏み出していただきたいと思います。