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戦略

司法書士が他士業・金融機関と連携して広げる案件獲得法

2026.01.5

司法書士業務の多くは、単独では完結しません。
相続・不動産・会社設立・事業承継など、複雑な案件ほど他士業や金融機関との連携が不可欠です。
実はこの「連携」こそが、司法書士にとって最も自然で信頼性の高い案件獲得ルートになります。

本コラムでは、紹介が継続的に生まれる連携のつくり方、“営業しなくても仕事が集まる司法書士”になるための実践ポイントを解説します。

1. 司法書士の仕事は「連携前提」で成り立っている

多くの案件で、依頼者は次のような流れをたどります。

① 税理士に相続の相談

② 不動産会社から登記の話

③ 金融機関から担保設定の依頼

④ 弁護士から補助的な登記業務の相談

つまり、依頼者が最初に司法書士へ直接来るケースは、実は一部です。“誰から紹介されるか”が、案件数を大きく左右します。

2. 紹介が生まれない連携の共通点

「名刺交換はしているのに、紹介が来ない」

この悩みには、共通する原因があります。

「自分の得意分野が伝わっていない」

「相手にとってのメリットが見えていない」

「連絡が案件ベースのみで関係が浅い」

連携とは「知っている」ではなく、“任せても大丈夫だと確信してもらうこと” です。

3. 紹介される司法書士になる3つの条件

他士業・金融機関から選ばれる司法書士には、共通点があります。

役割が明確

「この案件なら、あの司法書士」と即座に思い出してもらえる専門性があること。

対応が安定している

「返答が早い」「進捗報告がある」「イレギュラー時の説明が丁寧」

これは信頼の土台です。

相手の仕事が楽になる

「追加説明が不要」

「顧客対応で困らせない」

「次のアクションが分かりやすい」

紹介とは、相手の信用を預かる行為です。相手が安心できる司法書士ほど、案件は集まります。

4. 士業別・金融機関別の連携ポイント

税理士との連携ポイント

・相続税申告前後のスケジュール共有

・戸籍・登記情報の整理を先回り

・税務判断に踏み込まない姿勢を明確に

弁護士との連携ポイント

・紛争性の有無を早期に共有

・登記部分の役割分担を明確に

・迅速・正確な事務処理で信頼を積む

不動産会社との連携ポイント

・決済スケジュールの厳守

・書類不備の早期指摘

・顧客対応で現場を混乱させない

金融機関との連携ポイント

・担保・保証関係の理解

・内部手続きへの配慮

・形式だけでなく実務視点の提案

5. 関係を深めるための“ひと手間”

継続的な連携には、案件以外の接点も重要です。実践しやすい行動として以下を意識して行いましょう。

・法改正や実務変更点の共有

・定期的な情報交換

・セミナーや勉強会の共同開催

・案件終了後の簡単な振り返り連絡

「この司法書士と話すと勉強になる」そう思われる存在になると、関係は一段深まります。

まとめ:案件は「人」から「人」へ流れてくる

司法書士の案件獲得は、広告よりも信頼関係のネットワーク から生まれます。

紹介を増やそうとすると、つい営業的になりがちです。
しかし司法書士にとって最も効果的なのは、「相手の立場を理解する」「自分の役割を丁寧に果たす」「期待を裏切らない対応を続ける」この積み重ねです。

連携は“売り込み”ではなく“信頼の積立”なのです。

他士業・金融機関と良好な連携が築ければ、営業をしなくても、質の高い案件が自然と集まる環境が整います。まずは、「自分は何を任せてもらえる司法書士なのか」を明確にし、信頼の輪を一つずつ広げていきましょう。

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