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印象に残る司法書士事務所の作り方

司法書士の世界では、「どこに頼んでも大差ない」と思われがちな側面もあるので、ちょっとした工夫や価値提供で大きな差別化ができます。事務所の強み、司法書士個人としての強みをつくるヒントをお伝えします。

1. コミュニケーション力 × わかりやすさ

法律の説明や専門用語を多用すると説明しても内容が伝わりづらいこともあります。先生と呼ばれる士業ではありますが、お客様の目線に立ち、わかりやすい説明を心がけましょう。司法書士になる以前に会社員やアルバイトなどで社会経験をおくった方も多いかもしれません。「専門用語を使わずに説明」「手続きの流れを図解」「動画やアニメーション資料を送付」などがむしろ強みになるかもしれません。

お客様も司法書士を比較して依頼先を選定している場合もあります。わかりやすいコミュニケーションを心がけ続けることで「話が分かりやすくて、他と比べて安心できた」というお客様の声が聞けるかもしれません。

2. デジタル対応 × スピード感

個人によってはオンラインで完結する、チャット相談やLINE連絡対応を好む方もいます。デジタル対応に対応している司法書士事務所は若い世代や忙しい人には好印象です。ホームページを用意してWebフォーム→日程自動予約→Zoom相談などできる体制を用意しましょう。

もちろんFAXや紙メインを好む世代やお客様もいらっしゃいます。事務所がターゲットするお客様の層や戦略にあわせてここは整備していきましょう。

3. “感情”に寄り添うサービス設計

お客様からの相談は相続、借金など、感情的な局面が多いこともあります。「丁寧なヒアリング」「否定しない安心対応」「進捗に応じた温度感ある声かけ」を心がけましょう。第三者が入ることで問題や課題が解決されることで相談者も安心します。

課題を把握しやくするためのカルテの用意、対面以外でもメールでのサポート体制など、相談者へ寄り添いやすくなるような準備も課題解決がスムーズに進むためのサポートになるでしょう。

4. “その先”を提案できる司法書士

単なる手続き代行ではなく、「ライフステージの伴走者」としての立ち位置を目指しましょう。

「相続+不動産売却の支援」「法人登記+経営相談」「家族信託+介護との連携」など 依頼はひとつだけではない場合も多くあります。一度依頼を受けたらその後もお付き合いできるような提案と体制を取っていきましょう。他士業(税理士・行政書士・社労士)とのネットワーク提案がしっかりあると、さらに伴走者として強みになります。

5. ビジュアル・ブランド設計

世間がイメージする司法書士は固い、まじめな印象があるかもしれません。あえて親しみやすさや温かみのあるデザインで差別化していくこともできます。ホームページやチラシに柔らかい色使い、マンガ説明、写真多めの紹介などして、ブランディングにこだわると、自然と「この人に頼みたい」につながりやすくなります。メインカラーやロゴを決めて、展開していきましょう。

メインの顧客層はどこを狙うのかなど、戦略に合わせたビジュアル、ブランド設計をしていきましょう。

まとめ

例えば事務所の方針として親しみやすさを目指したとします。それを構成し、印象を残していくのは「接し方」「使う言葉」「言葉づかい」「表情」、ウェブサイトにはやさしい色合いのビジュアルや言葉を使うなどたくさんの要素、一連の対応がお客様の心にその印象を宿します。一度その評価がつくと顧客となりリピーターとなります。他のお客様も紹介してくれるかもしれません。ネットの口コミに書かれると新たにお客様もやってきます。

どうやって司法書士を探し、どうやって情報にたどり着き、なぜその司法書士にお願いしようと思ったのか。そしてサービスを提供した後どうその信用が展開していくのか。上記を参考に細かなサービス設計をしていくことが強みをつくる鍵となります。

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