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司法書士がリピーターを増やすアフターフォローの極意|信頼と紹介につなげる工夫とは

司法書士は、不動産登記や相続、会社設立など一度きりの依頼になりやすく、リピーターの獲得や紹介の発生が難しい業種とも言われています。しかし、丁寧なアフターフォローと継続的な信頼構築を行うことで、長期的な顧客関係を築くことが可能です。

本記事では、司法書士が実践できるアフターフォローの方法と、リピーター・紹介を増やす具体的な施策を紹介します。

なぜ司法書士にアフターフォローが必要なのか?

司法書士の仕事は、登記や書類作成などの完了型サービスが多く、業務が終了すると関係も途切れやすくなります。しかし、多くの依頼者は、

「この書類は今後どう扱えばいいのか?」

「将来また相談したいときはどうすれば?」

といった不安や疑問を抱えているものです。
そうした気持ちに寄り添うアフターフォローを行うことで、「この先生は親切だった」「何かあればまた相談しよう」という好印象が残り、再依頼や紹介につながりやすくなります。

アフターフォローの具体的な方法 5選

1. 案件完了後の「確認とお礼」連絡

案件が完了した後、1週間以内にお礼と確認の連絡を入れることで、信頼感が高まります。メールやLINE、ハガキなど依頼者に合わせて連絡方法を選びます。

お礼、案件の進捗や完了報告、保管方法や今後の不明点など、依頼者が気軽に相談、返信しやすいようフォローします。案件が終了したからといって、依頼者にとっての不安や心配事がなくなるとは限りません。案件完了後のフォローが、次の仕事につながったり、信頼関係を築ける要となります。

2. 定期的な法改正情報やミニコラムの配信

相続法・登記法の改正など、生活に関わる法情報をわかりやすくまとめて年2〜4回程度配信すれば、「役に立つ司法書士」として印象に残ります。

気を付けたいのは「わかりやすく」。法律にあまり詳しくなくても難しい言葉を羅列せず、簡潔な理解しやすい内容につとめましょう。配信方法は以下の方法が有効です。

・ニュースレター(A4用紙1枚)

・LINE公式アカウントでの情報発信

・季節の挨拶+法情報のハガキ

3. 1年後の「その後フォロー」

1年前に手続きした顧客へ、「その後いかがですか?」と連絡を入れると感動されることも。相続後の遺産分割や相続税申告の状況確認、不動産登記後の名義確認や固定資産税のことなど、案件完了直後のフォローに重ねて行うことで、顧客満足度はさらに高まり、案件の再依頼、紹介される信頼関係を築くことができるかもしれません。

4. 季節の挨拶での接触機会をつくる

高齢の方や紹介を生みやすい地域密着型の業務では、年賀状や暑中見舞いの活用が効果的です。

5. 案件後アンケートで顧客の声を可視化

Googleフォームなどで簡易なアンケートを実施し、満足度や改善点を収集。信頼の蓄積+ホームページのクチコミにも活用できます。

リピーター・紹介を生む司法書士の特徴

顧客が再度依頼したくなる司法書士には、共通するポイントがあります。

説明がわかりやすい

専門用語をかみ砕いて伝えることは、「親しみやすさ」=「相談のしやすさ」につながります。

相談のハードルが低い

「ちょっとしたことでもどうぞ」と一言添えるだけで、依頼のきっかけが増えます。

紹介をお願いしている

「もしお知り合いにお困りの方がいれば…」と軽く声をかけることで、紹介の種をまくことができます。

リピーターや紹介を増やす工夫を施し、仕組み化する

施策例をご紹介します。ご自身で管理、継続しやすい方法で取り組んでいきます。

顧客管理

再フォローのタイミングを逃さないために顧客データ・案件・連絡履歴の一元管理します。

紹介カード

紹介を促進できるよう、ご紹介の方に特典を用意するなどして作成しておきましょう。

LINE相談窓口

コンタクトを取るハードルを下げ、再依頼を促進するために気軽な相談用チャットを用意します。

クチコミ集め

新規客にも安心感を与えるために、Googleレビューなどで依頼者の声を公開します。

まとめ|「案件完了後こそ、本当の営業の始まり」

司法書士がアフターフォローを行う最大の目的は、顧客との関係を一回で終わらせず、継続的な信頼に変えることです。丁寧な一言フォロー、有益な情報提供、紹介しやすい仕組みづくりなど、これらの工夫で、「困ったらまずこの先生に相談しよう」「この先生に話してみよう」と思ってもらえる存在になれます。

開業したばかりの司法書士など、アフターフォローや顧客管理の仕組みが整っていない方は、業務支援システムの導入も検討してみましょう。「司法くん」などのシステムを使えば、顧客情報の一元管理やスケジュール管理も効率化できます。

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