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司法書士は開業か勤務か?キャリア選択のメリット・デメリットと判断ポイント

2025.08.22

司法書士としてのキャリアを歩む際、多くの方が悩むのが「独立開業するか」「勤務司法書士として働くか」という選択です。
本記事では、それぞれのメリット・デメリットを比較し、将来のキャリアを考える際の参考になるポイントを解説します。

司法書士が開業するメリット・デメリット

まずは開業したときのメリットです。導入事例インタビューでも「自由」という言葉をよくお聞きします。

開業司法書士のメリット

収入の上限がない

努力や営業力次第で高収入を得られる可能性があります。個人事務所から法人事務所、支店の設置など、経営手腕によって拡大できます。

働き方の自由度

事務所方針や営業時間を自分で決められます。個人事務所の場合はさらに融通がききやすいでしょう。補助者や司法書士を雇い入れれば、事務所運営もスムーズ化できるでしょう。

専門性やブランディング

得意分野に特化し、自分の名前で信頼を築くことができます。最近では相続などに特化し、リピーターや紹介を獲得しながら活躍する司法書士もいます。

開業司法書士のデメリット

次にデメリットです。独立に向いているかどうかの判断材料にもなります。

集客や営業が必須

安定した依頼を得るためにはマーケティング力が必要です。営業力も必要となるため、コミュニケーション力が必要です。

初期投資とランニングコスト

事務所開設費用やシステム導入などの支出が必要です。ご自身の資金や借入、または補助金の利用など資金計画が必要です。

収入の不安定さ

顧客基盤が整うまで時間がかかります。司法書士業務が安定するまでの資金はもちろん、精神的な強さも必要です。

勤務司法書士のメリット・デメリット

独立するまで勤務する司法書士も多いかと思いますが、勤務司法書士を続けるという選択もあります。

勤務司法書士のメリット

安定収入

給与として毎月の収入が保証されます。

営業負担が少ない

顧客開拓や経営リスクを負わなくて済みます。自ら仕事を獲得してくることなく、仕事することができます。

幅広い実務経験

登記、相続、企業法務など様々な案件を経験できます。

勤務司法書士のデメリット

収入の上限がある

独立と比べると大幅な収入アップは難しいとされています。

働き方の制約

勤務時間や休日は事務所のルールに従う必要がある。

キャリアの自由度が低い

役割が決まるとほぼその仕事を続けることになります。独立を目指す場合は別途準備が必要です。もし事務所を継承する、所長として勤務するなど、状況によっては選択肢がある場合もあります。

開業か勤務かを判断するポイント

開業と勤務のメリット、デメリットを見てきましたが、選ぶポイントをご紹介します。

1. 安定志向か挑戦志向か

安定を重視するなら勤務、挑戦や成長を望むなら開業が向いています。

2. 営業・経営の適性

人脈づくりや集客に積極的になれる人は開業に強みがあります。営業が苦手なら勤務の方が安心です。

3. ライフステージとの相性

子育てやローン返済など安定が求められる時期は勤務、比較的余裕がある時期には開業が選択肢になります。

司法書士のキャリア選択についてのまとめ

司法書士のキャリア選択は「開業か勤務か」で大きく変わります。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、自分の強み・ライフプラン・リスク許容度を整理した上で判断することが重要です。

まずは勤務司法書士として経験を積み、独立準備を進める方法もありますし、早期に開業してブランディングを強化する道もあります。

長期的に信頼される司法書士になるためには、どちらを選んでも継続的な学びと顧客への誠実な対応が欠かせません。

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