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経営

司法書士が身につけたいリーダーシップ力|事務所を成長させる3つの行動

司法書士は「専門職」でありながら、「経営者」や「チームリーダー」としての側面も持ち合わせています。とくに近年は、補助者やスタッフを抱えて事務所を運営するばかりでなく、他士業や行政機関との連携が求められたりする機会も増えています。
そうした中で重要になるのが、“リーダーシップ”です。チームを導き、人との関係性を築き、信頼を広げるための実践ポイントをお伝えします。

リーダーシップが求められる瞬間とは

司法書士がリーダーシップを発揮すべき場面は、実務だけでなく多岐にわたります。

チームやスタッフをまとめるとき

補助者や新人スタッフに業務を指示し、進捗を管理する場面では、単なる「指示」ではなく「目的を共有し、動機づける力」が求められます。

依頼者との信頼を築くとき

相続や商業登記など、法的判断が絡む相談では、依頼者が安心して任せられるよう、明確な方向性を示すことがリーダーシップにつながります。

他士業や関係機関と連携するとき

弁護士・税理士・行政書士などとの協働案件では、各専門家をつなぐ「ハブ」としての調整力が不可欠です。

事務所経営や新サービスを決断するとき

新しいITシステムの導入や、マーケティング施策を打つ場面など、組織の方向性を決める判断も、リーダーの重要な役割です。

リーダーシップとは「指示」ではなく「信頼の醸成」

司法書士に求められるリーダーシップは、いわゆるトップダウン型とは異なります。
法律業務という「正確さと協働」が求められる環境では、次のような姿勢が成果を生みます。

共感力:スタッフや依頼者の立場に立って物事を考える

透明性:判断の根拠や目的を共有し、信頼を得る

傾聴力:意見を聞き、改善につなげる姿勢を持つ

成長志向:失敗や課題をチーム全体の学びに変える

こうした姿勢が、スタッフのモチベーションを高め、事務所全体の生産性向上にも直結します。

現場で使える!司法書士リーダーの実践行動3選

「任せる」より「支える」

ただ業務を振るのではなく、目的を共有し、結果を一緒に確認する。
フォローがあることで、スタッフの安心感が生まれます。

「成果」より「過程」を見守る

完璧な結果だけでなく、努力や工夫を認めることで、チームに挑戦する風土が育ちます。過程を見ることで結果の向上、成果の品質、満足度のブラッシュアップについても見直しが図りやすくなります。

「理念」を言葉にする

「なぜこの仕事をするのか」「どうありたいのか」を定期的に発信することで、事務所の方向性がブレません。問いを立て続けることで解を探し続ける姿勢が司法書士としての在り方にもつながっていきます。

リーダーシップを支えるツールの活用

情報共有、スケジュール管理、業務効率アップやミス防止、差別化のために司法書士業務支援システムの導入など、ITツールの導入により事務所全体の効率を上げていくことで人間関係や業務体制がうまくまわっていくこともあり、進捗管理・情報共有・スケジュール調整といった“リーダーの負担”を軽減することができます。
チーム全員が同じ情報をリアルタイムで確認できることで、指示や報告がスムーズになり、「人に依存しない」安定した運営が実現します。

その分リーダーとして人材の育成や営業、マーケティングなど手をかけられなかった業務に時間を割くことができ、事務所全体が活性化されます。

まとめ

司法書士がリーダーシップを発揮するということは、「人を動かす」ことではなく、「信頼を育てる」こと。仕事をする姿勢、人を育てる姿勢、事務所をつくっていく姿勢がリーダーの仕事です。
事務所の理念やビジョンを言葉にし、チームと共有する姿勢こそが、これからの時代に求められる“令和の司法書士リーダー”のあり方です。

リーダーシップを発揮していくことが事務所全体の安定した運営と顧客満足の向上につながります。改めて自身が目指すリーダー像を問い直し、リーダーシップを発揮していきましょう。

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