ホームページからの問い合わせや紹介による相談はあるものの、「なかなか依頼につながらない」と感じたことはありませんか。受任率を高めるために必要なのは、特別な営業テクニックではありません。
多くのお客様は、司法書士を選ぶ際に「法律知識」だけでなく、「安心して任せられるかどうか」を重視しています。そのため、初回相談から相談後のフォローまで、お客様が安心できる環境を整えることが受任率向上の近道になります。
今回は、司法書士事務所が受任率を高めるために意識したい5つのポイントをご紹介します。
1. お客様の不安を解消することを最優先にする
司法書士のもとを訪れるお客様は、多くの場合、不安や悩みを抱えています。相続、不動産登記、会社設立、成年後見など、人生や財産に関わる重要な手続きだからです。
そのため、法律的な説明をする前に、「何に困っているのか」「何が不安なのか」を丁寧に聞くことが重要です。相談後に「話を聞いてもらえて安心した」と思っていただけることが、依頼への第一歩になります。
2. 費用と手続きの流れを分かりやすく伝える
お客様が依頼を迷う理由の多くは、「費用が分からない」「今後どう進むのか分からない」という不安です。そのため、費用の目安、実費の有無、手続きの流れ、完了までの期間をできるだけ具体的に説明しましょう。
手続きの全体像が見えるだけでも、お客様の安心感は大きく高まります。
3. 「相談しやすい司法書士」を目指す
受任率の高い司法書士事務所には共通点があります。それは「質問しやすい雰囲気」があることです。
☑ 専門用語を多用せず、分かりやすい言葉で説明する。
☑ 話を遮らずに最後まで聞く。
☑ お客様の立場に立って考える。
こうした積み重ねが信頼につながります。お客様は法律の専門家を探していると同時に、安心して相談できる相手を探しているのです。
4. 相談後のフォローを大切にする
相談したその日に依頼を決める方ばかりではありません。家族と相談したり、他事務所と比較したりする方もいます。
だからこそ、お礼メール、見積書の送付、必要書類の案内などのフォローが重要です。
相談後も丁寧な対応を続けることで、お客様の中に信頼感が残ります。受任率の高い事務所ほど、相談後のフォローを仕組み化しています。
5. 事務所全体で顧客対応の品質を高める
受任率は個人の営業力だけで決まるものではありません。問い合わせ対応、相談記録、進捗管理、フォロー体制など、事務所全体の仕組みも大きく影響します。
例えば、相談内容の共有、フォロー漏れ防止顧客情報の一元管理ができていれば、お客様への対応品質も安定します。そのためにおすすめが、業務支援システムの導入です。
司法書士業務支援システム「司法くん」を活用することで、相談から受任後までの情報管理を効率化でき、より質の高い顧客対応を実現しやすくなります。
まとめ
受任率を高めるために必要なのは、強引な営業ではありません。
お客様が安心して依頼できる環境を整えることです。
☑ 不安を丁寧に聞く
☑ 分かりやすく説明する
☑ 相談しやすい雰囲気を作る
☑ 相談後もフォローする
☑ 事務所全体で対応品質を高める
こうした積み重ねが、お客様から選ばれる司法書士事務所につながります。
相談件数を増やすことも重要ですが、まずは目の前の相談者に「この先生にお願いしたい」と思っていただける仕組みづくりから始めてみてはいかがでしょうか。
