スマホの登場やリモート化、DX化が進んだことで未だかつてないほど目を酷使している現代人。
近視や眼精疲労が急速に増えていると言われています。
ついつい目が疲れるまで動画を見てしまったり、パソコン仕事で肩こりが起きたり。
司法書士の仕事もオンライン化が進み、慢性的な眼精疲労や肩こりを抱えている方もいるのではないでしょうか。一生付き合っていく目について、少しでも目を休め、目にやさしい習慣を身につけるヒントをお伝えします。
積極的に目を休める
20分見たら5分休憩、1時間近く見たら15分休憩など、タイマーなどを設定してモニターの画面が目を離しましょう。
少し身体を動かしたり、遠くを見るなどして同じところ長時間見ることで凝り固まってしまっている目の神経や筋肉を動かす、緊張をや和らげることを意識しましょう。身体を動かすことで眼圧が下がることも証明されています。
また目の神経は後頭部の筋肉とつながっているのでツボ押しするなど、血流を促しましょう。
スマホやパソコン画面でもし字が見えづらい場合は文字を大きくするなどするだけで眼精疲労が和らぐと言われています。
ケアをする
デジタル画面を長時間見ることが続くと、瞬きの回数が減りドライアイの症状にさいなまれます。
加湿器の投入やホットパックをする、目薬をするなど、目を乾燥させないようにしましょう。
お風呂の際にあたたかいタオルを目に当てながら、湯舟に浸かることも有効です。
睡眠前の数時間は携帯を控えようと言われますが、入眠前の液晶画面や情報を見続けることは良質な睡眠を妨げます。日光にも含まれるブルーライトが液晶画面からも放たれているため、脳や視神経が昼夜と錯覚してしまうと言われています。
難しい場合は寝室には持ち込まない、電源を切るなど、工夫してみましょう。
見る姿勢を整える
スマホを見るとき、パソコンを見るときの目に負担の少ない見方を意識されていますか?
スマホは読書と同じ、30センチ、パソコンなど大きな画面を見るときは40センチが推奨されています。高さも顔と同じか、視線が少し下がるくらいが目の疲れが軽減されます。
スマホを見るときはついつい顔が下がり、頭が下がり重力が増してかかることで首に負担がかかります。
パソコンの画面を見るときは、椅子にしっかりと腰かけて、猫背になって画面に顔が近づかなよう、ばるべく90度の姿勢を保ちましょう。
まとめ
日頃から積極的に目を休める、スマホを見る時間を減らすもしくは決める、など意識して目を守っていく行動が大切です。
目を酷使することは視力低下だけでなく、緑内障や白内障の疾患リスクも高まると言われています。
食事も添加物の多い加工品ではなく、ビタミンやたんぱく質などバランスよく取り、健康を意識することが目の健康にもつながります。