価格も安いですが、年単位で契約が見直せたので導入しやすかった。
小池司法書士事務所 小池和史様
- 司法書士歴
- 4年 ※掲載日時点
- 地域
- 愛媛県
- 選んだ理由
- 価格が安かったから
- おすすめ機能
- 登記情報から申請書への物件の取り込み
- 掲載日
- 2018.5.31
大学卒業後、地元へ戻り一般企業へ就職。ところが出張ばかりで地元にいるのはごくわずか。決意して退職後は3年の資格取得期間を経て、いきなり独立されました。
松山市内から車で15分ほどの住宅街に自宅兼事務所を構えていらっしゃいます。
司法書士になられて何年ですか?
4年です。一度就職をしたのですが、会社勤めを辞めて塾講師をしながら資格を取得。勤務経験もないまま、開業しました。資格を取る前まで、食品会社の営業マンだったので、経営も司法書士業務も、全てが初めてで、全てに苦労しました。
司法書士はもともと目指されていたのですか?
いいえ。大学卒業後に就職した会社では、出張ばかりで家を空けることがほとんど。妊娠した妻からの相談もあって、地元にいながら家族と一緒にいられる仕事を探しました。地元企業への就職も含めていくつか選択肢を検討しましたが、サラリーマンは転勤、出張がある。小売り、飲食は備品揃えるのに経費もかかる。
最終的にパソコンとプリンターがあれば開業もできる、司法書士という仕事を選びました。
資格はどれぐらいで取られたのですか?
行政書士の資格は半年ぐらいで取れたのですが、司法書士はなかなか(苦笑)。塾講師の仕事をしながら3年かけてようやく取得しました。
司法書士事務所への勤務経験もなく、いきなりの開業で不安ではなかったですか?
そのあたりも調べての司法書士への転身だったので何とかなるかなと。ノーベル賞や金メダルと違って、ある程度世の中に定着していてやれている人も何千人、何万人といる。“やれてる人はいるからやれないことはないぞ”と思えたからこそ、仕事もすっぱり辞めて試験勉強も始めました。
分析もですが腹が据わった発想ですね。
初めてのお仕事はどうやって獲得されたんですか?
親戚の相続だったかもしれません。それからは近くにたばこや野菜、駄菓子を売っている個人商店があってそこに手作り(笑)の看板を置かせてもらったり、町内会長に挨拶に行って回覧板の乗せてもらったり。友人が勤める会社に挨拶行ったり、飲み会も呼んでもらったりと、試しに案件を1、2件いただけてるうちにじわじわと広がっていきました。
当時は妻も働いていたので当面はがんばってくれるという支えもありました。
まさに草の根的に信頼を広げてお仕事が増えていったのですね。
税理士さんのように顧問で依頼を受けて定収入があるというよりは、単発単発でお仕事はいただくスタイルなので、いつまで仕事があるかこわいという想いはあります。
ただ紹介をいただけるということは、自分の仕事にご満足いただけている証なのでご紹介を重ねて広がっているのかなと。広告を大々的にうって支店を持って売り上げを拡大したいわけではなく、小さな規模でこのまま松山でやっていければと思っています。松山はお金がなくても生活ができるいいところですしね。
業務システムを導入しようと思われたのですか?
最初は導入していなかったのですが、案件も増えてきて業務量が増えてくるにつれ、業務用ソフトがあった方が便利であったため。
数あるソフトから『司法くん』を導入した理由を教えてください。
自分にとって必要な機能は入っていたし、価格が安かったから。
1年更新で利用できるプランだったので、もしだめなら途中で辞められるというのも導入の理由でした。
実際使ってみて『司法くん』はいかがですか?
登記情報から申請書への物件の取り込み。案件が多くなってくると免許税の計算とか打ち込みが大変。委任状もさくっと作れるので助かってます。
他のソフトを触ったことが無いので比較はできませんが、申請書の作成等は便利になったと思います。
これから開業される方にメッセージがあればお願いします。
私は地方都市で開業しているので、都会の現状は分かりませんが、私の様に、金なし,コネなし,経験なしでも、十分な収入を得られています。
インターネットなどでは、司法書士の独立開業についてネガティブな意見も飛び交っていますが、食べていけないようなことはないと思うので、頑張ってほしいと思います。
先生ありがとうございました!
司法書士への転職がもたらした、地元松山に根を降ろし、家族と過ごすライフスタイル
司法くんでも応援させてください。
これからもよろしくお願いいたします。