経営者として、特にひとりで事務所を運営している司法書士の先生にとって、健康とは本当に大切なことです。病気をしたり入院してしまうと業務が止まってしまいますし、体調が悪ければミスが出やすくなり、顔色や肌艶が悪ければお客様にもいい印象を与えにくいかもしれません。
自分の健康は自分でしか守れません。しっかりと健康管理することが司法書士を続けていくために対背うですし、良いパフォーマンスを続けていくことができます。
食べたものがあなたになります
これからは新米がおいしい季節ですね。
ある人が稲穂の揺れる田んぼを見ていると「あの稲はあなたですよ」と言われました。
どういうことですかと尋ねると、「これからあのお米を刈って精米してご飯を炊きます。そしてそれを食べたら、あなたの血肉になりますよね」とのことでした。
英語で言う“you are what you eat.”です。
今朝食べたトーストやコーヒー、これから食べようと思っているとんかつ定食も数日後にはあなたになるのです。
もし上記の話を読んで自分が食べたものに自信がなくなったら見直してみませんか。
ただ食べたいものを食べたいときにおいしく食べるだけで栄養の吸収や食事の満足度はあがるので、食べ方も振り返ってみるといいかもしれません。
老化は病気
全米ベストセラー『LIFESPAN(ライフスパン):老いなき世界』では、老化は正常な過程ではなく「病気」であると説いています。詳細はご本を読んでいただくとして、運動や食事が細胞や遺伝子に影響を及ぼして正常な機能が阻害されて、身体に不具合が起きていくと書かれてあります。
インドの古典医学アーユルヴェーダでも「老化とは自然現象ではない。老化とは身体に何らかの間違いが起きた時、修復する方法を“知性が忘れること”です」とあります。
体力の低下も年齢とは実は比例しないと言いますし、生活習慣や考え方が年齢を作っているのかもしれません。病気であれば治療ができますし、治癒または改善できます。
「加齢すれば必ずしも老化するものではない」という考え方を取り入れみるだけでも視野が広がるのではないでしょうか。
サービスで健康をつくる
ひとりでは続かない筋トレもパーソナルトレーナーがいると続いて、通うこと自体も楽しくなり、楽しくボディメイキングできますし、例えば血液検査による栄養解析で足りない栄養をサプリで補い、長年の不調が改善され、心身が軽くなった。このように今私たちには個人に合った質も高く効果が出やすいサービスが次々と登場しています。
ヘルス(health)とテクノロジー(Technology)が合わさってできた造語のヘルステックの革新もますます期待されます。自分の身体は自分でつくるものですが、メンタルケアも含めて質のいいサービスを利用していくのも選択肢としてありです。
最近ではアレルギーに対する対処法も増えてきました。グルテンアレルギーになっても麦を使わないビールやパスタ、パンもあります。ダイエットのために糖質オフしたり、たんぱく質の摂取を増やしてパフォーマンスをあげるための代替食の味も質も向上し、手軽に取り入れられます。
司法書士に定年はない
司法書士には定年はなく、何歳でも続けていける可能性のある仕事です。
仕事をして、余暇を過ごして、事務所のスタッフや取引先、地域とともに豊かな時を重ねていくために、身体が健やかだと心も安定、思考も前向きになります。
ぜひ健康診断の結果だけでなく、ご自身の身体をもっと細やかに観てケアしていきましょう。
生涯にわたるパートナーはあなた自身の身体だからです。