若く見えたいとは多くの人が思うところです。
シミやたるみを解消するだけで見た目はとても変わりますが、そもそも老いに個人差が大きいのはなぜでしょうか?
司法書士は定年がない仕事ですので、長く元気に若々しく続けられることを考える先生も多いのではないでしょうか。
血管年齢と見た目年齢は比例する
故・日野原重明氏も多大に影響を受けた、医学者ウィリアム・オスラー博士は「人は血管とともに老いる」という言葉を残していますが、血管年齢と見た目年齢はある程度比例することが最近の研究でわかってきているそうです。
特に血管年齢は肌のコンディションに大きく影響するため、年齢を重ねても肌がきれいな人の中には血管年齢が若い人が多いようです。
確かに血管年齢が若い状態とは、全身に新鮮な酸素や栄養素が巡っていて、代謝が良く、全身のひとつひとつの細胞が活発に活動しているので、顔色も良く、肌に艶があり、シミやしわも少ない印象があります。
自分に必要な栄養素を意識する
WBCでも大活躍したメジャーリーガーはその日の体調や当番当日、試合後、オフの日などその人の体調に合わせて数十種類のサプリを飲み分けていることをチームメイトが話していました。
またケガに悩まされていたサッカー選手が、食事を変えることで持久力やリカバリーがあがったことはもちろん、ケガからの復帰スピードをあげてプレー回数を増やし、成績をあげたことが話題となったこともあります。
身体のコンディションが良いと、いいプレーもできますし、結果メンタルに与える相乗効果は計り知れなく、選手生命もトレーニングやマインドだけでなく、食事でも伸ばすことができます。
両選手は自分のポジションやプレースタイル、目指すビジョンに合わせて食事や栄養摂取でもパフォーマンスを上げているのです。
誰かの方法が自分にマッチするとは限らない
遺伝子検査や腸内フローラ検査など受けたことはありますか?
例えば身体によいとされる玄米が消化できない、健康のために水泳を始めたがどうも調子があがらない、など実は個々人によって合う食事や運動、生活スタイルは違います。
朝ごはんが身体によいと言われても、朝食べないほうがパフォーマンスがあがるという人もいます。
遺伝子レベルで将来予測できる病気を罹患前に防ぐための医療ケアなど、社会の意識も変化しつつあります。
健康診断は過去から積み上げてきた、今の健康状態をはかるものですが、将来予測される、または健康診断だけではわからない体質など、自分の健康状態を知るためのツールとして利用し、健康管理に役立てている方も増えています。メディアで流れる健康情報ではなく、自分に合った自分仕様の健康情報を取りに行くのです。
自分に合った生活スタイルと食事が重要
血管年齢を若く保つということは自身に会った食(=細胞をつくる)と生活習慣(=代謝や体質のパフォーマンスをあげる)の両輪が必要です。
食べて調子が上がるもの、受け継がれてきた日本の発酵や魚や海藻を食べる伝統食のスタイルも取り入れながら、いい健康状態を保つのはもちろんですが、パフォーマンスをあげる、老化年齢を遅らせる“攻めの食事や生活スタイル”を検討してみるのも、生きる視点が変わりますのでアンチエイジングにつながるのではないでしょうか。