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開業

司法書士とクレド

「クレド」をご存知でしょうか?
「クレド(credo)」とはラテン語で「約束」や「信条」を意味する言葉です。
企業としての価値観や社員の行動指針を表現した言葉(またはそれらを記したツール)になります。
有名なところでは、ザ・リッツ・カールトンホテルのクレドがあります。

経営理念との違い

経営理念や社訓と同じ意味合いで使われることもありますが若干意味合いが異なります。

・クレドは社員全員で作る

経営理念の多くは創業者・経営者が作ります。いわばトップダウンです。
これに対し、クレドは上から与えられたものではなく、社員自らが作ります(=ボトムアップ)。

・クレドは変わり続ける

経営理念は創業当初から不変のものが多いかと思います。
これに対し、クレドは時代に応じて変えていくものです。定期的に見直し(アップデート)を行います。
もちろん社員が意見を出し合って見直しを行います。

・クレドは具体的である

経営理念は抽象的な内容のものが多いかと思います.
これに対し、クレドは社員が取るべき行動指針ですので、内容も具体的になります。

司法書士事務所がクレドを導入するメリット

司法書士事務所がクレドを導入するメリットには内部的なものと外部的なものがあります。

・内部的なメリット

クレドは社員自らが作りますので、社員としての自覚を芽生えさせ、モチベーション向上にも繋がります。
また、社員一人一人が主体的に行動するようになります。

・外部的なメリット

クレドは社員の行動指針となるものですが、顧客に対しての質の高いサービス提供の「約束」でもあります。
司法書士事務所をサービス業と捉えるなら、顧客に対する有効なアピールにもなりうるということです。
他事務所との差別化という意味でも非常に有効かと思います。

クレド導入の注意点

クレドを導入する際の注意点としては、経営理念との違いでも触れましたが、常にアップデートし続けることです。
とりあえず作ってみたというのでは結局形骸化してしまい意味がありません。
できれば1年に1回は見直しをするのがよいかと思います。
また、内容もあくまでも実現可能なものにする必要があります。

まとめ

今回は「クレド」について簡単にご案内しましたがいかがでしょうか?
ホームページに記載したり名刺の裏面に記載したり、顧客の目に付きやすい場所に記載することで、
トークのネタにもなるかと思いますので、導入を検討されてみてはいかがでしょうか?

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