令和5年度は13,372人が受験、695人が合格しました。
男性が487人、女性が208人で、女性が3割を占めています。
最高年齢は82歳、70歳以上の合格者が増加
平均年齢 41.14歳、最低年齢は19歳、最高年齢は82歳でした。昨年の最高年齢は71歳でしたが、今年度は70歳台の合格者が目立ちました。70歳、71歳、74歳、77歳と続いています。
平均年齢は41.14歳、昨年は40.65歳だったので、高齢者の増加も平均年齢の引き上げに影響しているようです。
一番合格者の多い年齢は?
一番合格者が多かった年代は昭和57年生まれ、今年39歳の方々です。
昨年度は当時の42歳が一番合格者の割合を占めていました。
合格者の年齢別の割合を見ても30代後半から40代前半の方々にとって、人気の資格のようです。
女性の割合も増加
昨年度は27.6%だったので、割合的に増加、合格者も200人を突破しています。
開業しやすいこと、開業後に自分のスタイルで勤務がしやすいこと、ずっと続けられる仕事であることも性別や年齢に関係なく、司法書士資格の取得につながっているかもしれません。
司法書士資格合格者数は増加の傾向
過去5年度のデータで見ると、令和2年度は600を切りましたが、他年度は600を越えています。
令和3年度は613名、令和4年度は660名、そして今年は695名と、700名突破に迫る勢いです。
働き方改革で副業や副業、定年のない働き方、家族の役割分担の変化、働く場所の多様化など、近年まれにみる仕事のやり方の変化が起こっています。
今後も司法書士資格は人気の資格取得のひとつになっていくでしょう。