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司法書士と冬の養生

コロナ禍もすっかり明け、人と交流する機会が増えました。

今年は盛大に忘年会や新年会を開催、参加される方も多いのではないでしょうか。

暴飲暴食に加え、寒さや乾燥、室内との寒暖差などで意外に身体は酷使されます。

年末年始、仕事はじめから節分までをを少しでも健やかに過ごせるよう養生術をお伝えします。

頭寒足熱の寒さ対策を

あたたかい空気が冷たい空気に比べて上昇しやすいのはご存知でしょう。温水と冷水も同じことがいえます。では体を流れる血液については意識されているでしょうか?

手足が冷たいと血液の循環がうまくいきません。そうすると冷えが末端など血流が悪い部分にたまりやすくなり、免疫にも影響、病原菌の入りやすい環境になります。

腸内環境も身体があたたかいと乳酸菌などが優勢となりやすいと言われています(もちろん食生活の影響が一番大きいですが)。

身体の上半身はコートを着て、ヒートテックやマフラーなどで寒さ対策はできていても下半身が冷えている人が多い印象です。ヒートテックのレギンスや厚手のウールなどの靴下にするだけで、あたたまり方が変わります。

白湯やしょうがの入ったお茶を飲む

脂っこい食事やいつもより食事量が増すとなかなか消化が進みません。いわゆる未消化物というものが腸にたまりやすくなったり、胃液が過剰に分泌されたりする逆流性胃腸炎を引き起こすこともあります。

目の前にごちそうが並んだり、友人や家族、仲間と囲む食卓、特に年末年始の宴は格別です。

もし食べ過ぎてしまったり、食べ過ぎが続くようなら白湯をすすってみてください。

またしょうがも助けになるので、紅茶などに入れて飲むのもおすすめです。ただしこの場合は過熱したしょうがを。生のしょうがは身体を冷やします。しょうがパウダーなど過熱したものが最適です。

薬味を積極的に取る

お魚には大根、牛肉にはじゃがいも、豚肉はしょうが、鶏にはねぎが毒消しになる取り合わせと言われています。それぞれ焼き魚、刺身、肉じゃが、しょうが焼き、ねぎまなどの取り合わせです。

刺身のつまも食べると魚の脂の消化の助けになりますし、残されがちな薬味も積極的摂取することで胃もたれなど格段に変わってきます。薬味は生薬です。

冬こそ適度な運動を

寒い日の散歩も最初は躊躇しがちですが、歩いていうるちに身体もあたたまります。お風呂上りのストレッチなど、全身の循環を促すために身体を動かす全身運動を心がけましょう。

冬に血液系の疾患が多くなるのは巡りの悪さも影響します。

熱すぎない湯舟にしっかり浸かることも全身運動になりますので、宴会がもし続くようなら、入浴剤やなければお塩や日本酒を入れるだけでも汗が出るくらいあたたまりますので、ぜひ試してみてください。

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