「地域を応援したい」「地域を元気にしたい」、「地域に貢献したい」など様々な想いで地域活動に参加する司法書士も少なくないでしょう。
地元でも地元でなくとも、自分が暮らす町、自分が仕事をする町で地域活動に参加して、地域住民や事業者と交流を深めることで仕事が広がったり、人脈が広がり、自身の視野や見識が広がっていくこともあるかもしれません。
司法くんの導入事例インタビューでも地域活動に参加することで司法書士の認知や仕事が広がっていく方が多い印象です。
地域活動についてご紹介します。
日本青年会議所(JCI)の活動
1915年にアメリカ・ミズーリ州セントルイスに生まれた小さな青年活動グループから始まったJC運動は、アメリカの社会的活動を担う主要な青年団体へと発展、日本では1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、志のある青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。 現在、会では20歳から40歳までという年齢制限を設けています。
日本全国の各地域でブロック毎にグループが立ち上げられ、地域の個人経営者から、一般会社員、企業の経営者、役職者まで幅広い多くのメンバーが参加しています。
地域の特産品や観光を使ったPR、イベント、地域の奉仕活動、まちづくり運動など社会的取り組みや活動を通じて活動しています。
ここに参加することで仕事を広げられた司法書士がたくさんいます。
商工会議所の活動
日本の企業と地域を元気にしたいという民意から生まれた経済団体です。全国に515の会議所があります。明治11年に、あの渋沢栄一を中心に作られた民意の団体です。
政策への提言や地域の伝統行事やイベントの運営にも携わっています。
ここでも活動する司法書士は少なくありません。
子どもの学校や地域イベントでのつながり
子どもがいる場合、PTA活動や学校のイベント、親同士で活動する機会が多くあります。何を仕事にしているかが自己紹介になるので、司法書士としての仕事を知ってもらえたえり、司法書士としてご自身を知ってもらえることにつながることがあります。
また最近では進路選択や職業紹介の機会として、生徒たちに司法書士の仕事を知ってもらうイベントを開催する学校もあり、登壇する場面もあるようです。
子どもを通じて、職業としての司法書士を知ってもらい、親同士のつながりから仕事の可能性が広がっていく可能性もあるのです。
ボランティア活動
ごみ拾いや子ども食堂など、近年ではボランティア活動も盛んになってきました。
観光地では観光客が押し寄せた週末明けの朝のごみ拾い、海ではサーファーたちがビーチクリーンを続けるなど、地元を大切にする姿が見られます。
環境保全やSDGsへの関心の高まりから、SNSでも活動の発信がされ、参加もしやすいようです。
文化財の保全などもクラウドファンディングや実際に集まって交流しながら、楽しみながら続ける活動も増えています。
まとめ
開業したばかり、特に地元でないところで開所するとあまり知り合いがいないという状況もあるかもしれません。友人づくり、仲間づくりから始めることで、仕事が広がっていくこともあります。
初めての場所や活動にはなかなか一歩を踏み出しづらいかもしれませんが、そこは勇気を持って!
きっと新しい世界の扉が開かれていきますよ。