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司法書士が売上アップのためにできること

開業すると司法書士もひとりの経営者です。戦略的経営ができなければ収益を上げることは難しいでしょう。ここからは、開業前後に実践できる売上アップの方法をいくつか紹介します。

開業前のポイントは「能力向上」と「計画性」です。

Step1 実務経験を重ねる

独立開業する前に、まずは事務所の勤務から始めて業務経験を積むことが大切です。なぜなら司法書士試験だけではわからない、現場ならではのノウハウや知識が存在するからです。業務全体の流れを掴むためにも、最低1年間は勤務期間を設けると良いでしょう。

依頼主一人ひとり、一つひとつの業務に丁寧に向き合い続けることで、将来的な顧客獲得にもつながります。

Step2 経営計画をたてる

財政管理も重要ですが、戦略的経営ができなければ収益を上げることは難しいでしょう。開業前や開業してから不安になったりぐらついてしまったときなど見直すことで立て直しもしやすくなります。

1. 経営ビジョン

▢ どのような価値観や軸に基づいて経営していくのか
▢ 価値観や軸をもとに、経営理念を作成する
▢ 経営理念をもとに、行動指針を作成する

2. 事業計画

▢ 事務所開設の場所、時期について
▢ 事務所経営が軌道に乗るまでの期間を推測する
▢ 開設予定地域の司法書士のリサーチをする

3. 開業計画

▢ 初期費用を計算する
▢ 初期費用の内訳を明確にする
▢ 開業資金の調達方法について比較、検討する
▢ 毎月の経費を計算する
▢ 利益を上げるための目標額を設定する

4. 挨拶リスト

▢ 銀行や不動産会社
▢ 税理士、司法書士
▢ 知り合いや交友関係(学生時代や地域活動)

特に1.の経営ビジョンはホームページや告知ツールを作成する際にとても重要です。どんな志で司法書士活動をしていきたいのか文字としても明確にすることで、お客様が司法書士を選ぶ際の判断材料となるからです。

Step3 独立後にできること

開業後にできることも多くあります。ここでは3つのポイントに分けて紹介します。

1. 日々の業務、管理を丁寧に行う

開業後は自身が事務所の顔となるため、仕事のミス・トラブルが事務所の評価や収益の低下に直結します。そのため、まずは目の前の業務を正確かつ丁寧にこなすことが大切です。クライアントと向き合い信頼関係を築いたり書類作成を丁寧に行ったりなど、細かいところも徹底しましょう。

2. 人脈を広げる努力をする

司法書士への依頼は、企業や同業者から入ってくることが大半です。そのためクライアントとの関係を築くだけでなく、税理士・司法書士・不動産業者・金融機関など、さまざまな方面へのつながりを作ることが重要です。人脈拡大は開業前後を問わず、売上アップに向けた重要なポイントといえるでしょう。

3. 専門分野を見いだす

自身の得意分野を見つけることで、専門性の高い事務所へと成長できます。結果、ほかの事務所との差
別化ができ、事務所のブランディング確立にもつながるでしょう。顧客獲得の向上も期待できます。はじめは幅広く日々の業務をこなし、そのなかで自身の専門知識やノウハウを生かせる分野を模索してみましょう。

まとめ

いかがでしたか?開業前は開業を見越した行動計画で、日々の仕事のやり方も変わってくることでしょう。

集客も旧知の知り合いや新たな出会う人が仕事を運んでくることがほとんどです。

独立後は「独立後にできる3つのこと」を徹底的にまわして、業務を拡大させていきましょう。

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